2005年12月31日

JR東日本 1月のカレンダーに「いなほ」(06年1月)

 JR東日本が作製し、関係各所に配布されている2006年の壁掛けカレンダーの1月分に、脱線転覆事故の起きた羽越線「いなほ」が雪原を疾走する写真が使われている。

 JR東日本によると、発行部数は30万部にものぼり、社内外へ配布され、一部ではインターネット販売(450円)もされた。今後事故関係者から批判が出るかも知れないが、回収するかどうかは各部署の判断に任せるしかないと、全社を挙げての回収の予定はないという。

 ネットオークションなどでは、販売価格を上回る価格で落札される状況も見られる。

参考:スポーツ報知HP

 今年は、JR福知山線脱線事故を中心に、羽越線の脱線転覆事故など大きな事故や自然災害など悲しい話題が多かった。ブルートレイン「さくら」「あさかぜ」「彗星」の廃止など時代の変化を実感させられる話題も多かった。

 来年は、引き続きブルートレイン「出雲」の廃止や、「雷鳥」からの485系引退(06年度)など鉄道ファンには寂しい話題が既に公表されている。一方で、北陸線敦賀までの直流化や整備新幹線工事の進行、新空港開業・新規航空会社参入・・・。
 沖縄に鉄道を新たに建設する動きまで出てきている。普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部への移設絡みでの地域振興策で、那覇−名護間の建設に向けての調査が始まりそうだ。

 本年も、「鉄道サウンド広場」をご利用頂きましてありがとうございました。2006年が皆様方にとっていい年でありますようにm(_ _)m

鉄道サウンド広場(本館)
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2005年12月30日

特急しなの81・85号(381系 05年12月)

381.JPG 381syanai.JPG kuro381-2.JPG
 鉄道サウンド広場(本館)で公開中の、臨時特急「しなの81・85号」について。

 年々数を減らしている国鉄車両であるが、JR東海に残る唯一の国鉄電車特急が臨時「しなの」である。同社の神領車両区に6両編成が2本の計12両が残るのみである。当然、車内放送用チャイムは「鉄道唱歌」のオルゴールである。

 最近までは、特急「しらさぎ」「しなの」の他、急行「東海」「赤倉」「きそ」、普通列車でも東京−大垣間の「大垣夜行」で「鉄道唱歌」が流れていたが、現在では定期的に聞く事は出来ない。

 神領車両区の381系の編成は下記の通りである。

 6号車  5号車  4号車  3号車  2号車  1号車    
クハ381 モハ380 モハ381 モハ380 モハ381 クロ381    
  122    57    57     59    59    12    
  121    56    56     58    58    13    →松本
自由席  自由席 指定席  指定席 指定席     G     
kuro381-3.JPG kuro381.JPG
 381系は、神領の他に、JR西日本の日根野と出雲に配置がされており、内装などはそれぞれ個性がある。神領の特徴は、遮光カーテンの代わりに、二重窓の間に収まったベネシャンブラインドがそのまま残っている。登場当時は珍しく、窓枠のハンドルをクルクル回して楽しんだものだ。座席も重厚なタイプに交換されており、個人的には日根野や出雲の車両よりは好きである。

 6号車は、非貫通タイプのオリジナル先頭車で、国鉄時代からのイラストマークも健在である。1号車は、前面展望が可能なパノラマタイプのグリーン車で、日根野、出雲にもパノラマグリーン車は存在する。

 30日、年末の帰省ピークということで、定期「しなの」は10両に増結されているが、臨時列車は6両編成でも余裕がある。2本とも、昼間の臨時特急「しなの」に使用している為、臨時夜行急行「ちくま」の設定は行われていない。81号の車掌は名古屋運輸区、85号の車掌は神領運輸区の車掌が途中の塩尻まで乗務する。30日の前者は女性車掌であった。やはり、「鉄道唱歌」のオルゴールには、ベテラン車掌長の渋い声の方が似合う。

 ちなみに、JR東海には、臨時「ムーンライトながら」で、JR東日本の183系国鉄特急車両が乗り入れている。JR東日本エリアでは「鉄道唱歌」も時々流れるが、JR東海エリア内ではまだ聞いたことがない。JR東海では、普通列車での車内チャイムは原則使用しないようだ。しかし、飯田線のトロッコファミリーなどでは、チャイム使用しているが・・・。


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2005年12月29日

踏切誤作動相次ぐ(05年12月)

 26日、青森県のJR五能線木造−五所川原間の四つの踏切で、最大約5時間、警報器が鳴りっぱなしで遮断機が上がらなくなるトラブルが起こった。

 強風の為、遮断機につながる電線が断線し、遮断機が上がらなくなったとみられる。警報器には別の電線が繋がっている為、鳴りっぱなしになったようだ。

 列車が接近しても警報機が鳴らなかったり、遮断機が降りないよりは安全上はマシかも知れない。しかし、そのケースも発生している。

 28日午前8時10分頃、大分県のJR豊肥線犬飼県道踏切で、大分発三重行き普通列車(2両編成)の通過直前に遮断機が上がり、列車は警報音だけの状態で現場を通過した。列車は踏切を約60メートル越え停止したが、けが人などはなかった。

 その後、今度は、遮断機が下りたままの状態が約1時間続き、この間に特急や普通列車など3本が一時停止した上で現場を通過した。

 JR九州大分支社は「重大事故につながりかねなかった」として、原因を調べている。今年7月にも、宮崎市内の日南線の踏切でも遮断機が途中で止まる故障があり、制御装置の一時的な誤作動とされていたが、徹底的な原因追及を行ってもらいたい。

参考:毎日新聞HP

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2005年12月28日

強風の為の運転休止今後増加!?(05年12月)

 25日の特急いなほ14号脱線転覆事故を受け、国土交通省は鉄道事業者に対して、安全対策の徹底を通達している。

 JR北海道では、26日、午後に石勝線と根室線の新得駅周辺での強風の予測から、午前5時45分の段階で特急10本を含む計16本の運休を早々と決めている。
 
 今回のJR羽越線の事故では、JR東日本が設置した風速計の数値は最も強い時で20メートルとされる。様々な条件が複合されると想定外の事態も起こりうるから、基準や観測体制の見直しが必要かも知れない。JR北海道は、こうすれば万全という対策はないとし、想定できるものから進めていくと慎重な姿勢を示している。

 私の地元、余部鉄橋では、28日の午後1時過ぎから鉄橋下の慰霊観音像前で19回目の法要が遺族ら関係者が参列して営まれる。

参考:朝日新聞HP

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2005年12月27日

高千穂鉄道 部分運行に向け始動!?(05年12月)

 25日、高千穂町旅館業組合は、第三セクターでの経営断念が決まった高千穂鉄道の部分運行に向けた組織づくりを進めることを決めた。町内外の商工会や観光協会なども連携する見通しである。先日、北海道ちほく鉄道の部分保存化を紹介したが、同鉄道も少しでも線路が残るよう祈るばかりだ。

 同鉄道によると、9〜12月の観光トロッコ列車を利用する福岡方面からの団体ツアーは884件(3万7687人)の予約が入っていたという。旅館業組合の調べでは、旅行の変更により、町内の宿泊予約は約1万2千人分がキャンセルされたという。

 これらの実績から、同組合はトロッコ列車の集客力に注目して、民営化での再出発を他の経済団体などと共に進めることを決めた。運行区間や資本金の集め方などは今後詰められる。

 再出発するにしても、そのまま廃線として更地にするにも莫大な経費がかかる。ならば、民間による再出発を援助するような行政のバックアップにも期待したい。

参考:朝日新聞HP

鉄道サウンド広場(本館)

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2005年12月26日

特急いなほ14号 脱線転覆事故(05年12月)

 昨日、JR羽越本線の高速化の話題を紹介したばかりであるが、嫌なニュースが飛び込んで来た。

 25日19時17分頃、JR羽越線の北余目−砂越間の第二最上川橋梁を渡り終えて約250メートル付近で、秋田発新潟行き特急いなほ14号が脱線した。6両編成のうち前5両が脱線、うち3両がおよそ10メートル下に横転した。

 JRや消防本部によると、30歳代の女性1人と男性1人の合わせて2人の死亡が確認され、29人がケガをして病院へ搬送された。列車には、4人が取り残され、このうち2人は反応が無いとのことで気がかりである。

 運転士は頭に負傷しているものの無事であった。列車が鉄橋を渡ったところで異常音を感じたため停めようとしたところ、脱線したという。電車はこの日、雪の影響で1時間程度の遅れが出ていたというから、強風の中でかなりスピードを出していたのかも知れない。強風にあおられた可能性が高いが、急制動や床下の氷雪が落下など様々な偶然の複合要因で脱線したのではないか?

 山形地方気象台によると、酒田市の19時現在の天候は雨で、28センチの積雪があった。
当時、酒田市では20メートル以上の最大瞬間風速を記録したが、現場での規制はなかった。規則では、瞬間風速25メートル以上で徐行運転、同30メートル以上で運転停止することになっている。

 余部鉄橋列車転落事故を思い出す。お正月を目の前にしたこの時期に嫌な事故が再現するものだ。

参考:日本経済新聞HP

今日のサウンド
特急北越2号(強風・架線事故お詫び放送)

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2005年12月25日

JR東日本新潟−酒田間高速化の行方(05年12月)

 新潟、山形両県が共同で行っている新潟−酒田間(168・2キロ)のJR高速化に関する調査の中間報告がまとまった。ミニ新幹線やフリーゲージ(軌間可変)電車の導入より、在来線の改良で高速化する方が投資効率が高いことが明らかになった。

 JR九州の「つばめ」方式で、新潟駅では上越新幹線と同一ホームで乗り換える。心理的な負担が30%軽減されることを前提に試算している。特急「つがる」に使用の751系と同性能の車両を導入し、130キロ運転を行う。酒田−東京間は、現行の3時間59分から16分短縮でき、利用者は14%増加すると見ている。事業費は最も安い219億円で、費用対効果の程度を表す「費用便益比」は、投資額に見合った便益を1とした時、2・2だった。

 また、秋田・山形新幹線のようなミニ新幹線の導入だと、時間短縮は26分でき、利用者も最も多く17%増えるが、事業費は1077億円に膨らむ。費用便益比は0・7で投資効果が低くなる。フリーゲージ電車では、16分の短縮で事業費は504億円となる。

 北陸新幹線、北海道新幹線、九州新幹線など高速鉄道網が現実のものになろうとしているのが信じられない。急ぐ人は航空機に任せ、鉄道は地元や地域間輸送や貨物中心に大量輸送などそれぞれ役割分担し、住み分けをすればいいのにと思う。膨大な費用を投じて、新幹線を作り、在来線はローカル線化し、切り捨てられる・・・。本当にこれでいいのだろうか?

参考:朝日新聞HP
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セントレア クリスマスデート?(05年12月)

cent4.JPG cent3.JPG cent2.JPG
 24日昼前、名古屋地方に震度4の地震が発生した。ちょうど、寝起きでリビングで寛いでいるところだった。サプライズで始まったクリスマスである。

 折角のクリスマスだから、妻と中部国際空港(セントレア)へ行ってみることにした。最寄の金山駅始発の特急に乗る。正規運賃は790円であるが、金券ショップで、片道650円であった。一部一般車の1200系「特急」に乗車する。土曜日の夕方ということもあり、車内は余裕がある。

 新型車両の特急は自動放送であるが、パノラマスーパーの特急は肉声放送で、各駅4打音のチャイムを使用していた。その昔、「乙女の祈り」チャイムを使用していた時代に録音したかった。「北アルプス」車両使用した気動車特急では、JR東海チャイムやアルプスの牧場が名鉄線内でも流れていた。

 開港直後に行った際は、空港見学者でよく混んでいたが、常滑を出ると乗客はまばらだった。

 セントレアは、一般見学者は以前より少なかったが、夕食時とあって、食事処はどこも順番待ちである。順番待ちの間、展望デッキで離陸シーンを見つめる。ANAのゴールド塗装機も見える。

 空港内には、福岡行きの出発が大幅に遅れるとのアナウンスが繰り返し流されている。新千歳から到着便の機材を使用する為、北海道の大雪の影響が、名古屋−福岡便にも影響するのである。広域運用も問題である。ちなみに、福岡便の乗客にはJALから喫茶利用券が配られた。かつて、私も成田からアトランタへ飛んだ際、出発が2時間遅れ、JALから2,000円分の食事券を頂いたことがある。勿論、搭乗後にも夕食サービスはあった。

 滑走路脇には先日の雪が残っている、北風も冷たいので、イベントプラザへ移動する。JAZコンサートを行っていた。セントレア初のクリスマスということで、「光のゲート」などの装飾やイベントが繰り広げられていた。

 夕食は妻の希望で、天ぷらと蕎麦にした。といっても、クリスマスであるから1,700円也の大海老天ぷらとおろしそばをオーダー。店の名前も「紗羅餐(サラザン)」とフランス語で「そば」を意味するのだそうだ。その後、カフェで、クリスマスケーキとお茶で締めくくる。お手軽デートはあっさりと終了した。あと、一週間でお正月だ。1年が早い!年をとった証拠である。

今日のサウンド
急行紀州1号・平安・かすが1号(名古屋発車後)

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2005年12月24日

ふるさと銀河線 廃線後一部動態保存へ(05年12月)

 来春4月に廃線が決定している第三セクター北海道ちほく高原鉄道(ふるさと銀河線)では、廃線後、一部区間を使って列車を走らせ、動態保存していく構想が進んでいる。

 陸別町では、町が鉄道敷地や施設を取得、所有し、同町商工会有志が有限会社「銀河の森」を設立して運営するとしている。列車の運行区間は、陸別−川上間の9.8キロであるが、どの車両を走らせるかは未定である。運行期間は4〜10月の土・日曜日と祝日、夏休み期間中とする考えである。

 もう少し距離があれば、SLや旧型客車での運行が期待されるが、現役車両が有力ではないか。

 「銀河の森」の保存鉄道構想は、法的問題や採算面での課題は残っているが、関係者は来年度中の実現を目指して調整を急いでいる。

 宮崎県の第3セクター高千穂鉄道は、台風の影響でそのまま廃線となりそうだが、何とか高千穂鉄橋のある末端区間だけでも観光用として復活させて欲しいものである。

参考:北海道新聞HP

今日のサウンド
池北線普通列車(北見発車後車内放送)

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2005年12月23日

寝台特急「日本海」青森−函館間廃止(06年3月)

 22日、JR各社は来春3月18日(土)のダイヤ改正の概要を発表した。

 ブルートレイン「出雲」の廃止は既に紹介してきたが、「日本海1・4号」の青森−函館間も廃止となる。私も何度か利用した事があるが、青森−函館間は4両編成(うち1両はA個室)で修学旅行時期以外の利用者は多くない。ただし、指定席券での区間利用者はそれなりに存在する。関西−北海道の移動はトワイライトエクスプレスが主のようだ。

 「出雲」はかつては東京−浜田間の運転であったが、のちに東京−出雲市間に短縮され、今回の廃止である。「日本海」も近い将来、JR東日本の車両で運行されている2・3号の動向が気がかりだ。統合され、1往復化のカウントダウンの始まりなのかも知れない。

 ついでに、名古屋−奈良間の急行「かすが」も廃止が発表されたが、よくぞ、今まで生き延びていたという存在である。快速として発展的廃止ならばいいのだが、そう甘くはないだろう。

参考:JR西日本HP

今日のサウンド
特急日本海4号(函館発車後車内放送)

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2005年12月22日

「サンダーバード」期限切れ弁当販売(05年12月)

 19日、ジェイアール西日本フードサービスネットは大阪発富山行き特急「サンダーバード11号」の車内で、誤って消費期限切れの弁当を5個販売したと発表した。同社は購入した乗客に連絡を呼び掛けている。

 同社によると、問題の弁当は、福井駅で積み込まれ、車内販売員が金沢付近で消費期限切れに気付いた。しかし、「越前かにめし」(1000円)4個と「鯛寿し」(900円)1個を既に売ってしまっていた。消費期限は18日夜などだったという。

 3年程前だったか、同様のトラブルが「北斗星4号」であったように記憶している。冬とはいえ、口にした人の体調次第では、食中毒にもなりかねないだけに注意して欲しい。個人的には、スーパーなどでは時々消費期限をチェックするが、車内販売で渡される弁当などはノーチェックである。

参考:時事通信HP
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JR東日本 209系窓開閉改造実施(05年12月)

 JR東日本は、京浜東北線などで使用されている209系通勤電車の窓を開閉式に改造することを決定した。立ち往生などトラブル発生時、換気不足で気分が悪くなる乗客が続出してしまったことから、側面に3枚ずつある横約2メートル、縦約1メートルの固定窓のうち2枚を、上下方向に開閉するタイプに交換する。改造工事は年内にも始める予定である。

 JR東日本によると、対象車両は800両余りにのぼり、全ての改造を終えるには2年近くかかる「異例の大改造」という。

 固定窓は、冷暖房効率が高く、室内も静かというメリットがあった。JR東日本にとって一番の魅力は、開閉式に比べて窓の構造が簡単なために、製造コストが1枚当たり10万円以上割安だったのである。しかし、結果、改造工事で割高になってしまうこととなる。

 発端ともなったのは、今年3月、京浜東北線大森−蒲田間で、約1000人の乗客を乗せたまま2時間半立ち往生したトラブルである。空調が停止し、車内は蒸し風呂状態、気分が悪くなった16人が救急車で運ばれた。

 列車の窓の構造は国土交通省令などで、停電時の換気量が示されている。209系は両端の小窓と非常換気窓で基準はクリアしていた。しかし、満員の乗客と長時間の停電が、基準の想定を超えてしまった。

 特急・急行列車の窓が固定化されて、窓から駅弁が買えなくなってしまったという郷愁めいた話題も過去のもので、現在では、通勤電車での危機管理の問題となってクローズアップされているのである。

参考:朝日新聞HP

今日のサウンド
普通157M(高崎発車後車内放送)

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2005年12月21日

ニューヨーク 地下鉄とバス25年ぶりスト(05年12月)

 20日、ニューヨークで地下鉄やバスを運行する都市交通局(MTA)職員組合(約3万4000人)は、25年ぶりとなるストに突入した。

 組合側は3年間で毎年8%の賃上げと年金の充実を求めているが、MTA側は27カ月で6%の賃上げと定年年齢の55歳から62歳への引き上げを提案するに留まり、交渉は決裂している。

 ストに入ったのは地下鉄27路線とバス244路線。市当局は混乱回避のため、4人以上が乗った車以外の流入禁止や、5番街などへの一般車両通行禁止など、厳しい交通規制を敷いている。その為、20日は歩いて通勤する姿が多数見られた。ウォール街では、バスをチャーターし、従業員に通勤手段を提供する企業も見られた。

 前回(1980年)のストは11日間続いたが、今回も労使の主張は隔たりが大きく、ストが長引く恐れもある。市当局によるとストの影響を受ける利用者は1日当たり約700万人で経済損失は同約4億ドル(約460億円)と見られる。

 公務員のストは州法で禁じられているが、参加した職員には1日当たり2日分の給料に相当する罰金が科されるのだろうか?

参考:CNN.co.jp

今日のサウンド
特急日本海4号(青森発車後車内放送)

鉄道サウンド広場(本館)

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2005年12月20日

名古屋 58年ぶりの大雪(05年12月)

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 19日、この冬一番寒気で、東海地方では記録的な大雪となった。名古屋地方気象台によると、名古屋では午前8時に積雪が23センチに達した。58年ぶりの大雪で、1891年からの観測史上でも5位に並ぶ積雪量となった。

 昨晩から降り出していたので、覚悟は出来ていたが、起床して、窓から外を見てびっくりした。これほどまで積もるとは想定の範囲を超えていた。新幹線を中心に鉄道は完全にマヒかと思いきや、遅れは出ているものの、各社とも立派に運行していた。

 よく出かける高知市でも、12月としては1919年の8センチを超える9センチの積雪となったそうだ。はりまや橋に雪は似あわない。

今日のサウンド
快速みえ5号(名古屋発車後車内放送)

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2005年12月19日

中国運輸局管内 鉄道旅客、過去10年で最低(2,004年度)

 中国運輸局は、JRを除く鉄道、軌道、新交通の2004年度の輸送実績をまとめた。管内全体では、利用者数は2.4%減の84,252千人と過去10年間で最低となった。

 鉄道7社は3.9%減の計24,043千人で、「スーパーはくと」が好調な智頭急行が1.0%、一畑電気鉄道が1.1%増加した他は、どこも減少傾向にある。特に錦川鉄道の落ち込み幅が大きい。

智頭急行     1,279千人(+1.0%)
一畑電気鉄道   1,511千人(+1.1%)
広島電鉄(宮島線)17,574千人(▲4.6%)
井原鉄道     1,117千人(▲1.6%)
錦川鉄道      378千人(▲10.2%)
水島臨海鉄道   1,613千人(▲4.0%)
若桜鉄道      571千人(▲4.4%)

 収入が前年度を上回ったのは15億8,400万円の智頭急行(8.5%増)だけである。

 鉄道、軌道、新交通の利用者数は1997年度の計94,218千人をピークに減少傾向が続いている。地方財政の悪化や補助金などの不足もあり、存続の危機に直面している第三セクター鉄道やローカル線は少なくない。今後の高齢化対策とも絡めて地域がライフラインとしての住民の足をどう確保していくのか知恵を絞っていかねばならない。

参考:中国新聞HP

今日のサウンド
特急やくも20号(ダイヤ改正案内放送)

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2005年12月18日

エア・インディア 客室乗務員に減量命令(05年12月)

 インドの航空会社エア・インディアは、操縦士や客室乗務員約1600名に対し、2ヶ月以内に減量しなければ配置転換を行うと発表した。

 競争激化の中で、顧客に広がっている「だるそう、テキパキしていない」というクルーのイメージ解消が目的である。

 同社では、40〜50代の多くの社員が肥満ぎみということで、「乗務員がシートベルトを締められないようでは飛行機は飛ばせないないでしょう」という冗談のようなコメントをしている。

参考:中日新聞(12月17日朝刊)

今日のサウンド
急行アルプス2号(松本発車後車内放送)

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2005年12月17日

中国 豪華列車計画に外資参入(05年12月)

 日本では、ブルートレインの凋落など一部列車を除き、鉄道はスピード優先というサービスへシフトしつつある。「トワイライトエクスプレス」「リゾートしらかみ」「ゆふいんの森」など列車そのものが売りというケースが少ない。そんな中で、経済成長著しい中国では、豪華観光鉄道プロジェクトがスタートした。

 カナダのレール・パートナーズは、青蔵鉄路公司と共同で、北京とラサを結ぶ豪華鉄道観光プロジェクトへの投資を決定した。

 青蔵鉄路公司が鉄道運営部門として列車運行の全般を担当し、レール・パートナーズが車内サービスを担当する。高品質のサービスを提供する為、レール・パートナーズは今後、世界一流ホテルの経験者や鉄道観光の運営経験者などを送り込む予定である。

 中国を訪れる外国人観光客は近年急増しており、2004年は延べ1700万人近くにのぼる。普通とは違った特別な観光コースを好む観光客も増えてきている。豪華鉄道観光は海外ではポピュラーで、乗客は飛行機と違い、沿線の美しい景色を心行くまで楽しむことができるだけでなく、停車中は観光スポットで写真を撮ることやガイドの解説も聞けるというメリットがある。

 ただし、こういう概念は中国国内ではまだ広く普及していない為、同社では、当初は一部の海外旅行社とのみ提携し、欧米など海外市場をターゲットにする計画だ。現在大まかに決定しているルートは、北京から西安を経由し、青蔵高原に至るコースである。

 車両は、51両を発注し、客室にはキングサイズ・ダブルベッド、バスルーム、リビングなどがあり、快適さはヨーロッパのオリエント急行にも引けを取らず、1編成96人が乗車できる。

 ブルートレイン「出雲」の廃止など、日本ではどんどん長距離列車が姿を消しつつある。もうすぐ団塊世代の引退で国内旅行・スローライフが脚光を浴びると思うのだが、先手を打って、日本でもクルージングを楽しめるような豪華列車を走らせないものかと思う。先日、JR西日本のトワイライトエクスプレス編成使用の団体専用列車が西へ東へ運行されたが、準定期列車として定着させて欲しいものである。

参考:新華通信ネットジャパン

今日のサウンド
特急あかつき(新大阪到着前車内放送)

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2005年12月16日

ブルートレイン「出雲」廃止決定(06年3月)

 14日夜、JR西日本の垣内社長は鳥取県庁を訪れ、片山知事に寝台特急「出雲」の廃止を正式に伝えた。

 以前も紹介したように、県は、余部鉄橋の架け替え費用負担で兵庫県と合意した矢先だけに、片山善博知事は「猛省を促したい」などと非難している。

 JR西日本としては、伯備線経由の「サンライズ出雲」に上郡(23時10分発)で乗り換え可能な鳥取21時45分発特急「スーパーはくと」を増発する代替案を示している。

 県議会企画土木常任委員会では、各委員納得せず、存続のため直訴も辞さない強硬な態度を示した。委員らは、「出雲」の採算性の悪さは認識しつつ、「インフラ整備の地元負担など地元の思いを理解していない」「公共機関としての認識に欠ける」と反発。再度存続を働き掛けるべきだと主張した。更に、鳥取・兵庫両県知事とJRとの間で合意した、余部鉄橋の改良工事に伴う県負担を盛り込んだ予算案に、「出雲」の存続を強く訴える付帯意見を付けることを決定した。

 来年3月のダイヤ改正は、今月の22日にも発表される予定であるが、JR東日本・東海も絡む問題だけに廃止撤回は難しい。JR西日本としては、余部鉄橋の件もあり、最大限の見返りとして、「スーパーはくと」の増発が精一杯のようだ。

 ちなみに、14日朝は但馬地区大雪の為、下り「出雲」は城崎温泉駅を4時間遅れで発車した。

参考:山陰中央新報HP

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快速通勤ライナー(松江発車後車内放送)

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2005年12月15日

トワイライトEXP.食堂代金着服(05年12月)

 14日、ジェイアール西日本フードサービスネットは、寝台特急「トワイライトエクスプレス」の食堂車従業員34名が、コーヒー代金の一部を組織的に着服していたと発表した。

 着服は遅くとも約13年前から続いており、退職者も含めると約100名が関係し、被害総額は約1400万円になる可能性があるという。事件は内部告発により明るみになったが、よくぞ今まで闇の中だったものだと思う。同社は着服金の返還を求めるとともに、懲戒解雇などの処分や、業務上横領での刑事告訴を検討している。

 手口は、「サロンカー」でのコーヒーの注文に対し売上伝票を出さずに、1杯420円の代金を1往復で平均約3600円着服していた。コーヒーは1往復で35杯程度売れ、着服は8〜9杯分である。代金は往復勤務の終了後、皆で分配していた。1人あたり年間で約3万6000円になったという。クルー責任者の指示で長年続いており、慣例となっていたようだ。

 サロンカーでは、陶磁器のカップでサービスしており、お代わり自由で30分以上たつと廃棄している。通常の車内販売のように、紙コップの在庫と売り上げが照合できないことに目をつけた巧妙な手口だった。

 着服は、92年頃から現金管理が厳しくなり、伝票金額と売上金が合わない場合、不足分について自腹を切ることがあり、その充当金のプールとして始まったという。
 
 トワイライトエクスプレスの食堂車クルーは、6名1組で大阪から札幌まで通しの勤務である。運転士や車掌は途中交代があるが、揺れる車内で長時間の勤務は過酷だ。札幌到着後は、宿泊なしでそのまま大阪へ折り返すのであるから恐れ入る。ただし、裏でこのような行為が行われていたとは残念である。厳しい労働条件の割りに、待遇が必ずしも恵まれず、こんなコトでもしないとやってられないという空気が蔓延していたのだろう。

 JR西日本の発表によると、関与していたクルーを乗務からはずすとしているが、OBも含めほぼ全員が関与していたと見られる中、営業できるのだろうか?

参考:毎日新聞HP

今日のサウンド
特急トワイライトエクスプレス(食堂車案内放送)

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2005年12月14日

新技術登場!?子供の飛び出し交通事故防止(05年12月)

 先日のJR四国の特急列車進路誤りのトラブルに関して、システムに問題があるのでは?という疑問の意見があった。基本的に、人間が二重・三重の万全なチェックにより事故防止に努めるのだが、それを確固たるものとするために機械やコンピュータのお世話になっている。しかし、個人のドライバーだとひたすら安全運転と交通法規の遵守しかない。そんな中に、新たなシステムが開発された。
 
 「子供がいます。注意して下さい」。見通しの悪い道を運転していると、突然、こんな声が車内に流れるのである。日産自動車やNTTデータなどが開発した新技術で、仕組みは以下の通りである。

 ICタグの入った「お守り袋」を身につけた子供が街中に設置されたアンテナのそばを通ると、その存在情報が近くを走る車に向けて送信されるのである。半径100メートル以内なら、曲がりくねって視界の悪い道でも、子供の接近を知ることができる。

 19日から、200人の子供を動員して本格的な実験を始める。また、このICタグは、子供が危険を感じた時にボタンを押すと、事前登録した人の携帯電話に助けを求める緊急メールが入るという機能もあるようだ。

 子供が標的になる事件・事故が相次いでいるが、地域ぐるみで守ってあげられる仕組みを積み重ねていかなければいけない。

参考:TBS(NEWS EYE)

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特急はくと83号(上郡発車後車内放送)

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posted by 城崎かすみ at 02:50| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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