東京出張の帰りは、北陸経由である。
寝台特急「北陸」もたまには乗ってみたい気もするが、489系ボンネット車両に格安料金で乗車できるのだからいつも「能登」を選択する。一応、「北陸」の発車風景も見守ったが、こちらは、ベテラン2名の車掌が乗務。「能登」は若手と中堅の2名が乗務することが多い。
金曜ということもあり、高崎まではある程度の乗車があるが、以降は、ガラガラ。座席を回転させ、ゆったりとしたベッドに早変わり。慣れというか快適に眠れるようになった。最近は大宮を発車すると、爆睡し、決まって魚津到着前に目が覚めるよう体が出来てしまっている。
滑川発車後、カッコウが流れ、おはよう放送が流れた。目は覚めているが、ややボーとしていると、「懐かしいメロディー」が頭をよぎった。夢ではない。車内には「信濃の国」が流れ、富山到着と乗り換え案内放送が行われている。金沢で「東京音頭」が流れた事はあるが、富山で「信濃の国」とは意表をつかれた。何度も乗車しているとこんなこともあるものである。
金沢到着後は、特急「北越1号」で、富山へ。今日は富山・高岡ゾーン内を行き来する。主なターゲットは特急「北越」のオリジナル「鉄道唱歌」であるが、事前の運用調査で、新潟の485系T編成は大半が「いなほ」に入っており、この日「北越」では「4号・7号」だけの運用であった。
「北越1号」は、リニュアル(R)編成で、車内放送は「クラシック名曲選」の中から「春の歌」であった。経験上、このメロディーを使用する車掌が一番多い。車掌は北陸地域鉄道部(富山)の担当。
富山からはすぐに、特急「サンダーバード10号」で金沢へ折り返す。魚津始発であるが、富山発車後に詳しい放送が流れる。車内改札は、富山の女性車掌が行っていた。
折角なので、「雷鳥12号」にも乗っておく。幸い、松任に停車するので、最小限の出費で済む。電子音ながら前後に「鉄道唱歌」オルゴールが流れ、満足。若い車掌が多い中、大阪車掌区持ちの優等列車はベテランが多く、味わいがある。
金沢からは「はくたか7号」に乗車する。車内放送は女性の声であった。自己紹介で、先程の「サンダーバード10号」の車掌さんと分かった。車内改札の際にはお互い「またお会いしましたね」という空気であった。
高岡からは、普通列車で金沢へ戻る。普通とは言えども元急行型の
ボックス席で快適である。各地で急行型車両が引退している中、貴重な存在とも言える。金沢からは「北越3号」に乗車する。予定通りリニュアル編成である。車掌は金沢列車区の担当で、前後に「美しき青きドナウ」が流れた。特急「白山」のサロの車内放送メロディーがこの曲だったこともあり、同区のベテランはこの曲を選択することが多い。
高岡から「北越2号」で金沢へ戻る。富山の担当で「春の歌」であった。金沢到着後、ホームには30〜40名が臨時快速「能登ふるさと博号」乗車口で待っていた。まだ、発車まで40分ある為、行きつけの洋食屋で昼食を済ます。
→つづく
鉄道サウンド広場(本館)
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