2009年01月08日

青森県 JR東日本から鉄道資産購入(10年12月)

 8日、青森県はJR東日本からJR東北本線・八戸青森間(96キロ)の線路など鉄道資産を2010年度中に取得すると発表した。取得価格は83億7000万円で、2010年12月の東北新幹線新青森駅開業に伴い、並行在来線として同区間が第3セクター「青い森鉄道」として経営分離されるためである。

 JR東日本は簿価の160億円での買い取りを求めていたが、県は財政難などを理由に、無償または低廉な価格での譲渡を主張し、08年中の合意予定がずれ込んでいた。

 既に初期投資として、運行管理指令システムや車両基地を構築する設備経費などに約72億円を投じることが決まっており、合計156億円程度に上る支出に、県は並行在来線のための基金50億円を取り崩すほか、不足分は起債を充てることなどを検討している。

 第3セクター「青い森鉄道」が厳しい経営を強いられることは必至で、県は国に財政支援を要望するほか、JR貨物に対し線路使用料の見直しなどを求める方針という。

 東北新幹線といえば、年始輸送で異例の『断水運休』の危機に直面していた。 八戸市をはじめ周辺地域で元旦未明に馬淵川から白山浄水場への導水管から漏水したのが原因で、住民生活へも大きな影響が出た。

 八戸駅は新幹線用に38トン、在来線用に11トン、新幹線車両センターに120トン、八戸運輸区に38トンの受水槽を置いている。それでも、賄い切れない恐れがあった。

 八戸圏域水道企業団は、JRの要請から給水車の手配など優先的に水の補給行った。八戸駅も給水だけに頼らず、水が出ている近隣の駅からポリタンクなどで運んだり、駅内の自由通路のトイレを使用停止にしたほか、列車の洗車をやめるなど節水に努力。多くの利用客に影響する年始の運休を辛うじて回避できたという。

参考:東奥日報HP

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