2014年05月29日

最近の新幹線 スピードよりデザイン・快適性!?(14年5月)

 東北新幹線の新鋭E5系「はやぶさ」では、宇都宮を過ぎたあたりから仏TGVと並ぶ営業速度世界最速タイの時速320キロメートルで走る。しかし、盛岡を過ぎ新しく建設された区間に入ると途端に、最高速度は時速260キロメートルに減速する。何か変ではないか?北海道新幹線・新函館(仮称)延伸時も基準は同じである。

 理由は、盛岡以北が全国新幹線鉄道整備法(全幹法)に基づく「整備新幹線」だからである。北海道、北陸、九州の新幹線も同様である。全幹法で規定される整備計画には、営業最高速度が時速260キロメートルと記され、JR東日本の独自判断で速度を引き上げることはできないというのである。

 時速260キロメートル運転だと、東京―札幌間の所要時間は5時間01分と試算されている。これでは、航空機と比べても圧倒的に不利である。北海道経済連合会が行った試算では、時速360キロ運転で3時間57分としており、空港アクセスを考えると航空機と何とか対抗できるギリギリの線である。

 北陸新幹線や九州新幹線は、高速化を追求しない代わりに、デザイン性や車内の快適性の満足度を追求している。E7系の全席コンセントが実現できたのは、E5系では、高速走行により電気容量に余裕が無かったためで、スマートな前面のデザインも必要以上に先頭車両を尖らせる必要がなかったからである。

参考:「週刊東洋経済」2014年5月31日号
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2014年05月27日

台湾鉄路 台東新線耐震電化(14年6月)

 台湾鉄路の台東線が来月30日に電化される。日本同様、台湾東部は地震活動の活発な場所で、安全面を考慮して新線は震度7(台湾基準)の地震に耐えられる設計になっているという。

 
 新線の関山−鹿野間には全長2635メートルにおよぶ高さ20メートルの高架区間がある。この地点は池上断層が走り、地震発生時の被害が懸念される。揺れにいくら耐えうる構造であっても、地面のずれなどの地殻変動が起こればレールが歪み、脱線転覆防止の補助レールでも対応は難しくなる。出来得る対策は施すに越したことはないが、自然の力には勝てないことは改めて認識したほうがいい。大地震が起きませんように・・・と祈るしかないのが現実である。

参考:フォーカス台湾
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2014年05月10日

特急列車 収益力ランキングについて(14年3月)

昨日、寝台特急「カシオペア」の採算云々という話題となった。以前読んだ雑誌で「徹底解析!!最新鉄道ビジネス 新幹線・特急列車の経済学」(洋泉社MOOK 本体933円)に、特急列車の収益力ランクがあったので、一部加工の上、紹介させて頂く。なお、収益は4月の増税前の料金で算出。

条件は、始発から終着まで満席で運行した場合の1列車あたりの収益。
         収益(カッコ内は1キロあたり)
寝台特急あけぼの 4,434千(5,739円)上野-青森
寝台特急カシオペア6,550千(5,392円)上野-札幌
寝台特急北斗星  6,174千(5,083円)上野-札幌
サンライズ瀬戸  3,093千(3,843円)東京-高松
サンライズ出雲  3,190千(3,346円)東京-出雲市
トワイライトEXP. 4,198千(2,807円)大阪-札幌

新幹線はやぶさ  12,332千(17,279円)東京-新青森
新幹線こまち   5,682千(8,575円)東京-秋田
新幹線のぞみ   29,529千(25,133円)東京-博多

スーパー北斗   2,964千(9,299円)函館-札幌
成田エスクプレス 1,305千(10,382円)大船-成田空港
SV踊り子    3,230千(18,373円)池袋-伊豆急下田
サンダーバード  4,551千(13,916円)大阪-富山
くろしお     3,743千(11,865円)新大阪-新宮

夜行列車は、収益が少なく(複数の会社を跨ぐ場合はそれぞれ分配)、運行コストもかかり、儲かる昼間の新幹線やビジネス特急に力を入れるのも仕方ない。
全特急のデータもあるので、興味のある方はご一読を。

参考:「徹底解析!!最新鉄道ビジネス 新幹線・特急列車の経済学」(洋泉社MOOK 本体933円)
  
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2014年05月05日

鉄道サウンド広場(動画館) 1か月レビュー(14年4月)

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 XPパソコンからWindows8.1の最新式に変え、動画編集が楽になったため、これまでサウンドばかりだったコンテンツを動画に切り替えて早1か月。状況を振り返ってみたい。

 公開している動画は、ランダムに選び、特にこだわりがある訳ではない。書斎にあるVTR素材で目についたものを適当にピックアップして、視聴頂きたいというものをひとまず公開している。あまり特定のエリアや車両に集中しないように分散はさせている。皆さん、どんな映像に興味を持ち視聴されているのか?公開日数が違うので単純比較は出来ないが、再生回数ランキングを紹介すると以下の通り。

【動画タイトル】                【再生回数】  【再生時間】
(1)特急いなほ1号(485系 車内放送)         241 (5.3%)  467 (4.2%)
(2)783系特急ドリームつばめ(浪漫鉄道 車内放送)  234 (5.2%)  622 (5.6%)
(3)快速きらきらうえつ(車内放送&後方展望)      226 (5.0%)  393 (3.6%)
(4)急行東北夏祭り号(583系 車内放送)       219 (4.8%)  347 (3.2%)
(5)特急あさしお6.7号 ラストラン車内放送(181系)  205 (4.5%) 712 (6.5%)
(6)急行丹後4・6号 ラストラン車内放送(58系)  171 (3.8%) 618 (5.6%)
(7)寝台特急「出雲」ラストラン  車内放送  161 (3.5%) 585 (5.3%)
(8)特急北越10号(485系 車内放送)         156 (3.4%)   207 (1.9%)
(9)さよなら787系特急つばめ(運行最終日 車内放送) 150 (3.3%)  502 (4.6%)
(10)特急雷鳥31号(485系さよならボンネット 車内放送)149 (3.3%) 459 (4.2%)

公開動画本数 42本
再生回数   4,553回
再生時間  11,038分

5月5日、15:30現在 

 ラストランやブルトレが人気なのかな?と思いきや、485系「いなほ1号」が1位と意外な結果となっている。2位のドリームつばめは、「浪漫鉄道」人気なのかなといったところ。
 理解できないのが、ランク圏外であるが同じ新潟の485系ボンネット車両の「白鳥」、「雷鳥23号」。同じ日に公開しているにもかかわらず、前者の再生回数は62回、後者は130回と大きな開きがある。「雷鳥」はそれだけ人気列車ということなのであろう。
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2014年04月29日

ジェイアール西日本商事 ブルトレヘッドマーク受注販売(14年4月)

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 以前、盗り鉄の話題の中で、マニアが欲しがる鉄道グッズは積極的に商品化して販売すればいいのではと述べた。調べてみると、いくつか見つかった。

 ジェアイアール西日本商事福岡支店では、九州ブルトレや出雲、瀬戸、日本海などの実物大ヘッドマークを受注販売している。未使用の本物といってもいいようなレプリカである。マンホールタイプは156,816円(税込)、九州仕様の中華鍋タイプが259,200円(税込)で、オークションなどの価格と比べるとダントツで安い!しかも状態は当然いい。安いと思うか、高いと思うかそれはあなた次第です。
詳細は、下記URL参照
http://www.trainbox.jp/products/list.php?category_id=38

ちなみに、485系ボンネットのヘッドマークが欲しい方。残念ながら、同社金沢支社から1/2のスケールのものなら販売されている。以前は、実物大を販売していたと思ったが・・・。
http://www.trainbox.jp/products/list.php?category_id=31

興味のある方は、どうぞ!
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2014年04月09日

鉄男の部屋 (14年4月)

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 9日、小学校の入学式に出席した。久々の学校。初めてなのにどこか懐かしい。君が代斉唱なんていつ以来かな?少子化といわれつつも、わが娘の通う小学校の新入生は100名弱。1クラス33名前後と自分と同じであるが田舎の小学校ゆえ1クラスしかなかった。校歌斉唱や在校生の合唱など田舎の小学校と違いすごい迫力だった。子供の成長もあっという間なんだろうな・・・。

 鉄男の部屋もやがて鉄子の部屋として奪われてしまうのであろう。

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2014年04月08日

鉄子の部屋 (14年4月)

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フジテレビ系列の長寿番組「笑っていいとも」が3月で放送終了となったが、テレビ朝日系列の「徹子の部屋」は何と12時からの放送となり更にパワーアップしているようである。その徹子とは違い、鉄道ファンの娘の部屋について・・・。

いよいよ小学校入学である。勉強部屋を与えてやりたいものの狭い我が家にそんな余裕はない。押入れの下段を改造して整備した。さながら14系3段寝台改造のソロのような感じである。正座して学習する分には支障はなく、カーテンを閉めると案外落ち着くという。
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2014年04月05日

特急「さくら」!?(14年4月)

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といっても、ブルートレインや山陽九州新幹線ではなく、阪急電車です。桜の咲くこの時期限定で特製ヘッドマークが取り付けられ、特急「さくら」号の愛称が与えられているような雰囲気です。桜も盛りを過ぎたと思えば、季節外れの寒波到来で不安定な天候となり体調管理も大変です。



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2014年04月04日

鉄道サウンド広場リニュアル(14年4月)

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11年前に購入したWindowsXPのパソコンも老朽化に伴い、引退の時を迎えました。Windows8.1の最新バージョンで、スペック的にも動画編集に耐えうる環境となってきました。これまで、サウンド中心に公開してきましたが、今後は撮りだめした動画をデジタル化する作業も兼ねて少しづつ公開もしていこうかと考えています。
11年前も、サウンド編集が飛躍的に楽になり、一気に公開サウンドが増えました。このブログも長らく更新しておらず、今後再開していこうかとも考えています。よろしくお願いいたします。
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2010年02月27日

新幹線 早い世代交代(10年2月)

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 28日、JR西日本の500系新幹線「のぞみ」がダイヤ改正を待たずして姿を消す。3月以降は山陽新幹線「こだま」として転用される。最近まで0系新幹線が活躍していたことを思うと、世代交代には少し早いように思える。スピード感あふれる独特のデザインはN700系より絵になる。短い編成の「こだま」には勿体無い。

 また、4月18日、JR東日本では92年の開業時から山形新幹線で活躍してきた400系新幹線が引退する。当日はさよなら運転として、新庄8時46分発の臨時「つばさ180号」が増発される。勿論、乗車証明書も配布されるが、500系新幹線はあえて何事もなく寂しく終わるのであろうか?

 ちなみに、28日には阪急電車・京都線の特急から6300系が引退する。こちらも、ローカル運用に転用となる。

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鉄道サウンド広場(本館)
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2010年01月01日

謹賀新年(2010年元旦)

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新年あけましておめでとうございます。
本年も「鉄道サウンド広場」をよろしくお願いいたします。

 毎年ブルートレインはじめ国鉄の名車が去ってゆく話題が多くなり、年末になると3月の改正が気になるというのが最近の傾向である。

 本年は予想より一足早く北陸地方で大きな変化が起こる。東京出張の楽しみだった「能登」「北陸」の廃止と「雷鳥」の1往復化は大きなショックである。「きたぐに」「日本海」が現状のまま残るだけでもよしとしなければならない。

 ところで、大晦日・元旦と日本海側の悪天候の影響で、「トワイライトエクスプレス」「日本海」「きたぐに」「北陸」「能登」の上下列車が運休となっている。利用予定だった方にはお気の毒であるが、JR西日本の車掌さんはそれぞれ青森や新潟、上野の乗泊で足止めを食らい折角の正月の非番が台無しになってしまっているのではなかろうか? 

 かつて東京車掌区が担当していた「さくら」「富士」の車掌は、東京を出発すると4日間帰れないことから、12月31日東京出発の乗務は皆嫌がり、貧乏乗務と呼ばれていたという。

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2009年11月08日

国交省 高速3社に厳重注意(09年11月)

 6日、国土交通省は、前政権が補正予算に盛り込んでいた高速道路4車線化事業で、国の許可が下りる前に建設コンサルティング会社と契約を結んでいたとして東日本、中日本、西日本の高速道路3社を厳重注意処分とした。

 3社は8月28日に国交相から許可を受ける前に、測量や設計など計61件総額12億5千万円に上る契約を結んでいた。また、中日本は同省が4車線化の凍結を決めた後の同月14日、東海北陸自動車道白鳥〜飛騨清見間の測量など4件、総額4100万円の契約を結び、道路整備特別措置法に反する不適切な行為をしていた。

参考:産経新聞HP

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2009年11月04日

JR東日本 帰省応援キャンペーン(09年12月)

 景気低迷によるボーナスの大幅削減や曜日配列、高速道路ETC割引の影響等で、JR各社ともに年末年始の利用者は大幅に落ち込む可能性がある。ちなみに、高速道路ETC1000円均一は、来年1月1〜5日に実施される。

 JR東日本は、その対策として年末年始の『帰省応援キャンペーン』で大幅な割引乗車券の発売を行う。繁忙時限定トクトクきっぷの発売は異例である。

 「ふるさと行きの乗車券」は、12月26日〜来年1月8日に利用が出来る。往復利用が条件で、特急券を別途購入で新幹線にも乗車可能である。7つのエリアが決められており、東京都区内からのエリア内の駅までの往復料金は以下の通りである。エリア内での途中下車は出来ない。

【エリア】  【区 間】【通常往復運賃】 【割引料金】【割引率】
秋田・青森  東京−青森   18,340円  10,000円    46%
岩手・三陸  東京−盛岡   16,380円   9,200円    44%
宮城・山形  東京−仙台   11,560円   8,400円    27%
新潟・庄内  東京−新潟   10,920円   8,200円    25%
郡山・磐越  東京−会津若松  9,880円  6,800円    31%
十日町・浦佐
長野     東京−長野    7,780円  7,100円     9%

 11月26日〜12月20日の発売期間中に計4万枚の発売を見込んでいる。

 また、インターネット経由の申し込み限定で新幹線などの運賃を3〜4割程度割り引く「お先にトクだ値」も発売する。詳細は、同社公式サイトを参照頂きたい。

参考:JR東日本HP

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2009年11月03日

JR東日本 飲料自販機イノベーション(09年11月)

 2006年8月に設立されたJR東日本ウォータービジネスが好調である。飲料自販機による販売が低迷する中で、同社はこの3年間で自販機での飲料販売を36%伸ばし、同部門の年商は08年度で240億円になっている。

【自販機イノベーション】
(1)駅ナカ立地
(2)ブランドミックス機「acure(アキュア)」
(3)電子マネー・Suica決済機導入
(4)目立つデコレーション「メディアキュア」
(5)地主から事業主へ

 通常の自販機は、単一メーカーブランド機で、メーカー側の売りたいものが品揃えされていた。しかし、自販機を自社で調達することにより各社の売れ筋商品を集めた「ブランドミックス機」とし、さらに電子マネー・Suicaで決済できるよう進化させた。駅ナカに飲料専門のコンビニが出来たようなものである。

 同社によると、日々の販売データを見ていると、一般に売れ筋と思われている商品がそうではないことがわかったり、意外な商品が売れていることに気づかされるという。また、立地条件によっても売れ筋は異なり、商品は機動的に入れ替えられる。飲料メーカー、オペレーターとの取引慣行も整理した。

 Suica決済機は、財布をバッグから取り出さなくて済むことやお釣りの面倒がないという点などから特に女性に好評という。

 ちなみに、本日(3日)よりアサヒ飲料とのコラボ商品「FAUCHON アップルティー(HOT)」をブランドミックス自販機で発売する。この商品は、人気のフレーバーティー「FAUCHON アップルティー」を「acure」専用にホット商品化したエキナカ限定商品である。

 スーパーやドラッグストアなどはディスカウント路線に走る傾向があるが、エキナカビジネスは集客や利便性を武器に、定価でしっかり販売でき、儲かって仕方ないだろう。

参考:東洋経済オンライン

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2009年10月30日

JR各社 国交相へ高速無料化見送り要望書提出(09年10月)

 30日、JR旅客6社と貨物の計7社は、各社社長連名で高速道路原則無料化の見送りを求める要望書を前原国交相に提出した。高速道路が無料化されれば年間計約830億円(旅客750億円、貨物80億円)の減収になると試算している。7社は今月2日にも、慎重な判断を求める連名の要望書を国交省に提出している。

 特に、大幅な利用者減で、厳しい経営を迫られているJR四国では、単独で減収分の補てん措置などを求める要望書も提出している。

 JR四国では、現在の割引による減収額14億円が無料化後は約3倍の44億円に拡大すると試算しており、公的措置がなければ鉄道サービスの縮減に踏み込まざるを得ないとしている。

 無料化後の具体的な救済措置として、

(1)経営安定基金の増額
(2)固定資産税や瀬戸大橋利用料の減免
(3)線路など鉄道インフラの公的保有―を要望
(4)高速鉄道網構築と抜本的な輸送力改善のための支援

を求めている。無料化した上に、更に公的資金で公共交通機関への支援など、ムダな税金の使い方である。高速道路無料化の目的を今一度見直す必要がある。本当に地方経済活性化につながるのだろうか?

 通勤や買い物で高速道路を利用し、気軽に50キロ、100キロ離れた街へ出かけるようになれば、ストロー効果で中小都市は逆に寂れていくのではないか?インターチェンジやサービスエリアに隣接した場所に新たな商業施設などが集積し、市街地の商店は廃業が加速する恐れもある。高齢化社会において、これでいいのだろうか?勿論、CO2排出量の増大による環境悪化も問題となる。

 前原国交相は、慎重に意見を聞きながら社会実験を進めたいとしている。

参考:四国新聞HP

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2009年10月09日

阪神なんば線 第8回日本鉄道賞受賞決定(09年10月)

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 7日、国土交通省は、鉄道の発展や社会貢献に功績のあった事業者などをたたえる「日本鉄道賞」を決定した。同賞は国交省や鉄道事業者の団体でつくる「鉄道の日」実行委員会が2002年に鉄道開業130周年を記念して創設したもので、今年で8回目。

 25件のエントリーの中から、関西で初めて大手私鉄の相互乗り入れを始めた「阪神なんば線」の建設主体の西大阪高速鉄道と運営する阪神電鉄が選ばれた。14日に都内で表彰式が行われる。

 同線は今年3月20日に阪神本線と近鉄奈良線をつなぐ路線として開業。三宮−近鉄奈良間を最速76分で結ぶ。神戸と大阪のミナミ、奈良を結ぶ広域ネットワークを生み出し、大阪市営地下鉄や南海電鉄とも連絡。関西圏の活性化や利便性向上に貢献した点が評価された。

 最高賞に次ぐ特別賞には、その取り組みをこのブログでも紹介した「IGRいわて銀河鉄道」と、地震対策の取り組みが評価された鉄道総合技術研究所が選ばれた。

 IGRは沿線に住む高齢者の医療をサポートする積極的な取り組みが評価された。昨年11月に「地域医療ライン」と銘打ち、通院で乗車する高齢者にアテンドが付き添う試みを開始。通院者の全席優先席設置や割安な通院切符の販売など、地域医療に貢献するプロジェクトも実施した。

 また、「日本鉄道賞表彰選考員会による特別表彰」の中で「廃線文化観光賞」として北九州市が選ばれた。運行を取り止めた貨物線施設の再利用や他の鉄道事業者で使用された車両のリユースなどにより、少ない投資で観光トロッコ列車の運行を実現し、門司港レトロ地区などの観光振興に大きく貢献したことが評価された。

 「第8回日本鉄道賞」の詳細については、こちらを参照頂きたい。

参考:国土交通省HP

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2009年09月21日

フランス 鉄道貨物網整備に1兆円投資(09年9月)

 このブログで提案した内容をフランスでは実施しようとしている。

 フランス政府は、温暖化対策として鉄道貨物輸送のインフラ整備に80億ユーロ(約1兆1000億円)を投じる方針を明らかにした。貨物専用の高速鉄道網を国内に張り巡らし、トラックや航空輸送からの移行を促す。鉄道輸送はトラックに比べエネルギー効率が良く、二酸化炭素(CO2)排出量は約8分の1に抑えられるとされている。

 計画では、主要都市や空港を結ぶ高速鉄道網を敷設し、高速貨物列車を走らせる。列車はトラックがそのまま乗り入れられる構造とし、道路網と有機的に結びつける。2020年までに政府が70億ユーロ、仏国鉄(SNCF)が10億ユーロを投資し、線路や高速列車などのインフラを整備。鉄道貨物輸送の割合を現在の14%から22年に25%まで引き上げる。試算では現状に比べ200万台のトラックを減らせるという。

 日本でも、一般貨物輸送だけでなく、夜行高速バスも高速貨物列車にそのまま載せてしまってもいいかも知れない。運転士の人件費削減や定時運行や安全性の向上などのメリットも出てくる。専用の寝台車を連結してもいいかも知れない。JR分社化の弊害もなく、新たな夜行列車の運行を行ってもいいのでは?運賃・料金収入は全てJR貨物。線路使用料・発券手数料のみ旅客会社へ支払う。

参考:日本経済新聞HP

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2009年09月19日

JR貨物 「鉄道コンテナ利用キャンペーン2009」実施(09年9月)

 JR貨物は、荷主企業の経営者・物流担当者、トラック事業者などを対象に、鉄道コンテナ輸送の認知度向上と利用促進を目指すキャンペーン「鉄道コンテナ利用キャンペーン2009」を実施する。

 先日も紹介したが、今秋は鉄道コンテナ輸送の開始50年という節目に当たり、鉄道貨物輸送に関心を持ってもらう機会として展示会や各種イベントも開催される。このキャンペーンは全国通運連盟と共同で2010年3月まで実施される。

 各会場で開催される展示会には12フィートコンテナ、31フィートウィングコンテナやパネル、エコレールマーク認定商品を展示し、鉄道輸送の仕組・特長が紹介される。

 新政権発足では、高速道路無料化を段階的に実施することによって
物流コストは下がるとしているが、物流コストにしめる高速料金の割合がどの程度か理解しているのだろうか?運送業界にもメリットは少ないであろう。先日の前原大臣就任会見でも少しトーンが落ちていたのはJR労組など各方面からの反発が予想以上に大きかった為であろうか?

 更に2020年度の二酸化炭素排出量を90年度比25%削減という目標もあやしい。日本が経済活動を抑えると宣言しているようなものであるから世界各国は大絶賛して当然である。さらに守れなかった場合の排出権売買などでさらに日本から金を取れるとさえ考えているかも知れない。これだけエコといいながら昨年でも90年度比8.7%増えているのが現実である。実質34%削減をどうするつもりなのか?

 ということで、新政権の政策とは逆のモーダルシフトである。トラックや自家用車から、大量輸送機関である鉄道や海運など公共交通機関に転換することである。環境負荷の低減、エネルギー問題、少子高齢化による労働力・労働環境問題などすべての解決にかかわる。物流コスト削減ならこちらの方が人件費を削減できる分効果は大きい。

 すぐにでも中央リニア建設して、現東海道新幹線には貨物列車やカートレインを運行させたいものである。八ツ場ダムなど課題は多いが、必要なインフラ整備はしっかりお願いしたい。

 国交省は、貨物輸送や公共交通機関のバリアフリー化の推進、鉄道施設防災・安全対策などへの投資や補助を強化すべきであろう。

参考:国交省・環境省HP

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2009年09月02日

国交省 旅行費用控除を要求(09年8月)

 31日、国土交通省は、2010年度の税制改正要望で、旅行費用の一定額を所得税から控除できる「国内観光旅行税制」の創設を財務省に要求していくことを明らかにした。景気後退や新型インフルエンザの影響で冷え込んだ国内の観光旅行需要を喚起するのが狙いのようである。

 制度の詳細は今後調整とのことだが、所得税控除の対象は、旅行会社が企画し、安全性などの基準を満たしたパッケージツアーの参加者などを想定しており、自分で計画を立てる個人観光旅行は対象外となる見込みという。

 国交省は空気が読めないのだろうか?

 民主党のマニュフェストでは、子ども手当の財源確保などの為に配偶者控除や扶養控除の廃止を謳わざるを得ないような状況下で、よくそんな要求が出せるものである。高速道路無料化についても多くの国民は批判的である。一方で貴重な財源であるガソリンや重量税などの暫定税率は廃止など滅茶苦茶である。

 今の政策は何かを買えば優遇しますよと、金のある人にばかりに税金をばら撒いている。車や家電など買えないような日々の生活に困っている人たちへの救済に目が行かないのは、まだお役人たちは、かつて1億総中流社会だった古き良き時代のイメージから脱却できていないのではないか?お役人の所得を非正規雇用の人たちと同水準にまで下げろとは言わないが、痛みの分かる人達に政策を論じてもらわねば。

参考:時事通信HP

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2009年08月28日

映画「RAILWAYS」 島根ロケ終盤へ(09年8月)

 映画「RAILWAYS(レイルウェイズ)」の島根ロケが終盤を迎えている。一畑電鉄で今春惜しまれつつ引退した日本最古級の電車「デハニ50形」も随所に登場する。

 映画は、故郷へUターンし、幼いころの夢をかなえて電車の運転士になった主人公の生き様を通し、仕事や夢、人の絆など、人生の普遍的なテーマを描くもので、来年3月全国公開予定である。

 錦織良成監督は出雲市出身。「デハニに皆の強い思いが乗り移っている。主演の中井貴一さんの運転シーンを楽しみにして欲しい」と語る。

 昨今の鉄道ブーム、とりわけ古き良き時代を懐古するような癒し系作品が支持されている。それだけ、現在の世の中失ってしまったものが多いという事なのだろう。

参考:山陰中央新報HP

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