2014年07月10日

第二青函トンネル待望論!?(14年7月) 

 2016年春の開業を目前にした北海道新幹線・新青森−新函館北斗間であるが、青森県で「第2青函トンネル待望論」が急浮上しているという。折角のフル規格新幹線でありながら、青函トンネル内では高速走行できず、所要時間が長くなるためである。

 トンネル内で新幹線と貨物列車が高速走行で擦れ違うと、風圧でコンテナ破損などの危険があり、新青森−新函館北斗間149キロのうち、青函トンネルを含む82キロの区間は、在来特急並みの速度を前提にダイヤが組まれる予定である。両駅間の所要時間は高速走行なら39分だが、減速すると18分遅く57分となる。利用促進へのうたい文句が「約30分」と「約1時間」ではアピール度が大きく違う。青森県は全ダイヤの高速走行を前提に工事計画に同意し、総工費の一部約800億円を負担することから反発が大きいという。

 第二青函トンネルの建設はいかがなものかとは思うが、何とか新幹線が高速走行しながら貨物列車の運行も最小限の負担で済むような方策がないものであろうか?

参考:河北新報ニュース
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2014年07月05日

大井川鐡道 きかんしゃトーマス運行の裏側(14年7月)

 先日、大井川鐡道で蒸気機関車「きかんしゃトーマス号」の運行について紹介した。その運行に至る裏事情が見えてきたので、紹介しよう。

 現在、日本には蒸気機関車を運行している鉄道会社は7社ある。JR北海道、JR東日本、JR西日本、JR九州、真岡鐵道、秩父鉄道、大井川鐵道である(参考文献では6社となっており、JR西日本が抜けている)。このうち、トーマスに似た小型機関車は、JR北海道のC11形、大井川鐵道のC11形とC12形、真岡鐵道のC11形とC12形がある。C11形はトーマスの雰囲気にピッタリ。トーマスなら世界中から集客を見込める。3社とも名乗りを上げたはずである。では、なぜ大井川鐵道に決まったのか?

(1)きっかけの立役者の存在
 「きかんしゃトーマス」は、複数の電鉄会社がラッピングトレインを走らせている。中でも富士急行と京阪電鉄は実績が多い。京阪電鉄は同社の3000系を大井川鐡道に譲渡したこともあり縁が深い。その関係で、京阪電気鉄道がソニー・クリエイティブプロダクツに大井川鐵道を紹介した。

(2)集客低下に悩む大井川鐵道の事情
 大井川鐵道はSL列車の観光収入で普通列車の赤字を埋めるという経営体質である。しかし近年、SL列車の集客が鈍っていた。その理由は二つ。JR東日本のSL復活と観光バスの制度変更である。

(3)完全民営、自社工場ならではの素早い対応能力
 大井川鐵道のトーマスは、C11 227号機の塗装を変更している。さらにヘッドライトの位置をトーマスの顔の左下に移動している。ヘッドライトは安全保安部品であるから、改造にはお役所の認可が必要である。客車もオレンジに塗り替えた。営業運転時は座席にはトーマスと仲間たちを描いたヘッドカバーが装着される予定であるが、これも改造と見なされ、難燃素材を使うなど条件があり、認可が必要だという。

 旅客営業用の車両を改造すると、監督官庁の審査が必要になる。そして、鉄道会社の運営が第3セクターになると、車両の改造についての決済も時間をがかかる。あるいは反対意見があって進まない。その点、完全なる民間企業の大井川鐵道は動きが早かった。

(4)過去の実績
 2013年、大井川鐵道は実験的にC11形を青く塗り、大きな目玉を付けた「SLくん」を運行した。この試みは、子どもには好評だったようだ。しかし、保存鉄道としてのSLを好む鉄道ファン層や年配の旅行者層からは不評だった。2007年にタイから帰還したC56形をタイ国鉄時代の緑色にしたときも賛否両論あったという。

 日本国鉄型のSLは黒。この呪縛は他のSL運行会社にもあるだろう。しかし、大井川鐵道の「SLくん」の試みは、トーマス関係者にとって「柔軟に対処できる鉄道会社」と感じられたようだ。まがい物の青いSLを走らせるくらいなら、トーマスを走らせてもらいたい。これは、トーマス関係者だけではなく、トーマスファン、鉄道ファンにも同感できる部分である。

 SL集客の落ち込み、試行錯誤の試み。そんな大井川鐵道にとって、トーマスの話は絶好のチャンスだったはずである。すでにトーマス列車は今年の運行日すべてが満席である。同社がトーマス列車の運行を発表し、6カ月前から予約受付を開始した時点で、すぐに席は埋まった。大井川鐵道はトーマス列車について、「3年間の夏季」契約をしているという。今年、トラブルがなく無事に成功すれば、あと2年間は大井川鐵道でトーマスに会えるだろう。

参考:Business Media 誠
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2014年07月02日

大井川鐡道 きかんしゃトーマス運行(14年7月)

 静岡県の大井川鐡道は、保有する蒸気機関車C11 227に「きかんしゃトーマス」の意匠を施し、「きかんしゃトーマス号」として7月12日〜10月12日の指定日に、新金谷〜千頭を1日1往復運行する。

 きかんしゃトーマスの母国イギリスでは"Day out with Thomas"という名称で以前より運行されているが、アジアでは初めての運行となる。京阪電車などのラッピングトレインや遊園地の遊具と違い、本物の蒸気機関車のトーマスはテレビ番組以上に見ごたえがある。トーマスファンなら乗ってみたいであろう。予約はほぼ満席状態という。

 とは言っても、鉄道ファンからすると貴重な本物の蒸気機関車はオリジナル+旧型客車のまま走行させて欲しい。どうしても「トーマス号」が必要ならば、東京ディズニーランドのウエスタンリバー鉄道の蒸気機関車のように新規で作って貰いたいところではある。

 いつまでもオールドファンの年輩客頼みではなく、ファミリー客の取り込みも必要であり、今回の企画は意外と大ヒットするかも知れない。車内放送もトーマスの声で行われているようで、新たな観光鉄道としての飛躍に期待したい。
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2014年06月28日

若桜鉄道 社長募集中!(14年月)

 6月27日、鳥取県の第三セクター鉄道・若桜鉄道は、代表取締役社長の公募を始めた。同社は経営手腕のある常勤社長を迎えることで、経営改革と鉄道の活性化を図りたいとしている。

同社は、利用者の減少による経営の悪化から一時は廃止も検討されたが、最終的には公有民営の上下分離方式を導入して存続を図ることが決定。2009年4月1日から八頭・若桜町が若桜線の施設・車両を保有し、若桜鉄道は両町から無償で施設・車両を借りて列車を運行している。

 公募要綱によると、応募資格は鉄道事業法で定める欠格事由に該当せず、就任時までに若桜町か八頭町に居住、または通勤圏内に居住でき、「マネジメント能力、経営感覚、コスト意識など、組織運営に優れたリーダーシップを発揮でき、鉄道の活性化に取り組める人」「心身が健康であり、人間性が豊かな人」などを挙げている。就任は8月中旬頃、最初の任期は2016年6月の定時株主総会までとし、その後は原則2年間の更新制とする。報酬は年収500万円程度を予定している。募集期間は7月16日まで。

 この条件では、若くて柔軟な発想が出来る若者というよりは、大手企業などをリタイアして地元で老後をのんびり過ごそうとしている方しか応募できない様な条件ではある。いすみ鉄道や、ひたちなか海浜鉄道の社長さんのような方が現れることを期待したい。

参考:若桜鉄道HP
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2014年05月30日

ひたちなか海浜鉄道 婚活ツアー開催?(14年7月)

 7月12日、茨城県のひたちなか商工会議所は、「なかなか良いトコひたちなか 婚活DE愛ツアー」を開催する。ひたちなかの観光名所やパワースポットなどを巡りながら街の魅力を感じてもらい、男女の出会いの場を提供するという。

 今回は、ひたちなか海浜鉄道は移動手段として利用される訳であるが、観光などありきたりな設定ではなく、「鉄道」好きな男女が集うようなこだわりのイベントであってもいいと思う。日頃無口な性格でも、「鉄道」になると饒舌になる人も多いであろう。また同じ価値観を旧有できるパートナーを見つけ、カップリング誕生の確率は高いように思う。ひたちなか海浜鉄道さんには、次回頑張って頂きたい。といっても、小生の娘、息子にはまだ先の話ではあるが・・・。

参考:水戸経済新聞
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2014年05月23日

わたらせ渓谷鉄道 天皇・皇后両陛下トロッコ列車に乗車(14年5月)

 22日、プライベートで栃木県を訪問中の天皇、皇后両陛下は、わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車に乗車された。通洞−水沼間の約50分間、窓ガラスのないオープンタイプの先頭車両と2両目の普通車両を行き来しながら、車窓を眺めたり、沿線の人々に笑顔で手を振ったりされていた。

 プライベートとは言いながらも、お立場上、公務と同じように気遣いなど大変かと察する。また、いくら民主国家とは言え、事前にスケジュールをあまりオープンにしすぎるのも警備上いかがなものかという気もする。というのも、同日午前11時過ぎ、同じ栃木県内の真岡鉄道の寺内−真岡間の線路脇に「爆発物」と書かれた紙が張られた鉄パイプのようなものが置かれているのが見つかっている。犯人の意図は分からないが、もしかしたら路線を間違えたのかも知れない。

 日本は「平和ボケ」からそろそろ目覚めないといけない。

参考:NNNニュース
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2014年05月18日

南海 ラピート車内挙式募集中!(14年9.10月)

 南海電気鉄道は、難波-関西空港間の特急『ラピート』車内での結婚式「Wedding Express Rapi:t bound for Hotel Nikko Kansai Airport」を、9月21日と10月11日に実施する。

 『ラピート』運転開始と関空開港20周年記念イベントの一環で、新関西国際空港とホテル日航関西空港との共同企画。難波11時30分発の『ラピート』1号車を貸し切って人前挙式で執り行う。終点の関西空港駅には12時07分に到着し、12時40分から16時10分までホテル日航関西空港11階スカイグリル「ジェットストリーム」で披露宴を行う。

募集組数は9月21日、10月11日とも各1組。料金は133万円(挙式・披露宴、40人)となる。申込みは6月13日まで、ホテル日航関西空港ウェブサイトの専用フォームなどで受け付けている。

 JRのジョイフル列車など貸切で車内結婚式や披露宴などこれまで実施された例は数多い。2日間各1組ではなく、期間限定毎日、1日3往復くらい設定してもよさそうな気もする。個人的は、車内挙式よりもお座敷列車やサロンカー貸切での披露宴や2次会など宴会で盛り上がりたいタイプであるが、難波-関空37分では、仲人のあいさつでお開きになってしまいそうだ。

参考:南海電気鉄道HP
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2014年05月17日

東京メトロ 副都心線と有楽町線の平面交差解消へ(15年度)

 東京メトロ・千川−小竹向原間では、地下鉄内で副都心線と有楽町線の線路がX字状に平面交差している。運行本数が多いラッシュ時には「通過待ち」が多発し、後続電車にも遅れが影響し利用者からも苦情が多く、立体交差工事が2010年から始まっているという。

 建設段階で想定できた事態で、最初から立体交差に出来なかったのだろうか?昨年3月に上り線側が開通し、現在下り線側の工事が行われている。来年度中を目途に完成らしいが、工期6年と総工費200億円の難工事というから驚きである。

 東京都心部の地下は、網の目のように地下開発が進み、相当深い場所でないと地下鉄も通せない。様々な障害物を避けながらアップダウンを繰り返し、針の穴に糸を通すようなわずかな隙間で立体交差する地下鉄路線ももあると聞く。想像以上に地下鉄の線路付け替えは難しいようである。
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2014年05月16日

大阪府都市開発 南海電鉄に750億円で売却(14年5月)

15日、大阪府は、泉北高速鉄道(中百舌鳥−和泉中央間)を運営する府の第三セクター「大阪府都市開発(OTK)」の株式について、南海電鉄に約750億円で売却する契約を結んだと発表した。5月府議会で提案され、正式決定する見通しである。
 
 南海との契約内容は、泉北高速鉄道と南海の乗り継ぎ運賃の80円値下げと、通学定期の25%割引を、いずれも今年度をめどに実施して10年間継続するほか、株式や事業の譲渡を15年間制限する。またOTKが東大阪市と大阪府茨木市に所有するトラックターミナルも事業継続する。

 府はOTK株式の49%を保有し、売却益は約367億円。北大阪急行の大阪府箕面市への北伸など、鉄道網の整備に充てる方針という。

 仕事で泉北高速線は何度か利用しているが、運賃が異常に高いという印象がある。梅田から和泉中央まで移動すると、
 梅田-難波 御堂筋線 240円
 難波-和泉中央 南海・泉北線 630円
 合計 870円もする。
南海をパスして、地下鉄でなかもずまで乗車し、中百舌鳥から和泉中央まで乗車すると
 梅田-なかもず 御堂筋線 320円
 中百舌鳥-和泉中央 泉北線 320円
 合計 640円で済む。

 急がない時は、後者を選択している。沿線の方々は、今回措置により80円乗継割引となるというが、私的には南海への乗り入れではなく、北大阪急行のように中百舌鳥から地下鉄御堂筋線に乗り入れで建設していれば・・・と中百舌鳥駅付近の地下区間を通過する際に思う。

 南海高野線の急行を中百舌鳥に止めないことで、難波−中百舌鳥間の乗客地下鉄流出を阻止しようとするかのようなダイヤも気になる。
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2014年04月24日

北近畿タンゴ鉄道 観光列車追加投入(14年5月)

 京都府の第3セクター・北近畿タンゴ鉄道は、新たな観光列車車両「くろまつ」を導入し、5月25日から運転開始する。同社には、2013年にデビューした観光列車「あかまつ」「あおまつ」があり、これまで同様在来車両のリニュアルで導入するが、今回はレストラン列車ということで、食堂車仕様となる。定員は30名。

 デザインは、JR九州の個性的な車両でおなじみのドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治氏で、車体は「漆黒のボディに、金色の細いラインを施し、えんじ色のアンダーラインが全体をひきしめるクラシックな外観」(KTR)に、車内は天然木材を使用して「落ち着いた雰囲気」にまとめており、二人がけテーブル席と4人がけテーブル席、キッチンを設置。暖かい食事などを提供できるようにする。水戸岡さんらしいデザインである。

 同車を使用するレストラン列車『丹後くろまつ号』は、5月25日から金・土曜と休日に運転される。
  1号(スイーツコース「季節のタルト」「丹波栗の和のモンブラン」など 大人4000円) 
    福知山10時22分発〜天橋立11時44分着
  3号(ランチコース「へしこと新鮮野菜のサラダ」「京都牛のローストビーフ」など 大人1万円)
    天橋立12時25分発〜豊岡14時54分着
  2号(地酒コース 13蔵から選んだ数種類の地酒と地元食材を中心とした料理9種 大人5000円)
    豊岡17時14分発〜西舞鶴19時07分着

 原則として途中下車はできないが、2号に限り天橋立駅で下車できる。平日は団体貸切列車として予約を受け付けるという。車両展示会や沿線住民対象の試乗会も予定されている。詳細は同社HPを参照。

 時代の流れで、食堂車は次々と姿を消し、豪華寝台特急のみとなってしまったが、昨今、肥薩おれんじ鉄道やJR東日本八戸線など車内で食事をする為の車両が新規導入され好評という。イベント列車で、ビアガーデン程度のものはこれまでもあったが、落ち着いたテーブルで温かい本格料理が食べられる環境ではなかった。
ローカル線の多くは沿線に山の幸、海の幸などに恵まれているケースも多く、今後集客の切り札として拡大していく可能性を秘めている。

参考:北近畿タンゴ鉄道HP
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2014年04月16日

東京モノレール HKT48指原さん車内放送に登場

 4月15日、東京モノレールでアイドルグループ「HKT48」の指原莉乃さんによる車内での沿線案内放送が始まった。

 5月31日まで、平日は浜松町10時00分〜16時56分発の下り列車と羽田空港第2ビル10時02分〜16時59分発の上り列車で、土曜・休日は浜松町・羽田空港第2ビルを発車する全列車(昭和島行きを除く)で録音による自動放送で実施する。放送の内容は種別によって一部異なるという。

 以前、ゆりかもめでも、AKB48やフジテレビ女子アナによる車内放送が行われていた。果たして指原さんを知っている乗客がどれくらいいるであろうか?車窓案内放送であれば、定番の「世界の車窓から」(溝口肇作曲)のメロディーに合わせて石丸謙二郎氏のアナウンスで案内を聞いてみたいところである。多くの乗客は会話やスマホなど手を止め、アナウンスに耳を傾け、車窓に目をやるであろう。石丸氏は大分市出身ということからJR九州の特急「ソニック」の大分到着前に何パターンかの観光案内が流れるようである。

参考:みんなの経済新聞ニュース
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2014年04月12日

南海特急「ラピート」真っ赤な車体登場(14年4月)

 先頭部のデザインが「鉄人28号」のような南海特急「ラピート」であるが、6編成中1編成が濃紺のボディーから真っ赤に塗り替えられる。

 空港線開業20周年に合わせ、アニメ「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の新作映画公開と提携した企画である。特別車両スーパーシートの5号車には、映画の登場人物を題材にした専用シート3席が設けられ、ガンダムファンには垂涎の座席となりそうである。4月26日〜6月30日に南海難波−関西空港駅間を1日10往復程度運行される予定である。

 真っ赤というと、JR九州の485系を思い出してしまう。残念ながら「ネオ・ジオン」なるキャラクターは存じ上げないが、濃紺を赤に変えることで、「鉄人28号」から変身できるのか?

 ちなみに、国交省近畿運輸局の調べによると、関空アクセスの輸送状況(2012年度)はJR西の約760万人に対し、南海は約622万人と大きく差をつけられており、何とか挽回したいという思いが感じられる。

参考:産経新聞ニュース
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2014年04月11日

北近畿タンゴ鉄道運行会社にウィラーアライアンス社へ(14年4月)

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 全国の三セク鉄道で最多の赤字が続き、沿線自治体による穴埋めで経営を保っている京都府の北近畿タンゴ鉄道であるが、存続をかけて鉄道運行と施設保有の「上下分離方式」への移行を目指している。同社は昨年10月から今年の1月まで運行会社を募っていた。

 11日の報道によると、運行会社の候補となる「最適提案事業者」には、応募4社の中から高速路線バス事業のウィラーアライアンス社(東京都港区)を選ぶ方針であることが明らかになった。取締役会で正式決定し、両社や沿線自治体の協議がまとまれば、本年度中にも運行事業を委ねるという。

 KTRの2012年度経常赤字額は8億4千万円。同社は、観光列車の導入などテコ入れを始めてはいるものの、沿線人口や観光客数の減少や高規格道路の整備など取り巻く環境は厳しい。鉄道事業者にない新たな発想で沿線と一体となった活性化に期待したい。まずは、格安高速バスで全国から北近畿へと多くの観光客を送致することからスタートといったところであろうか?

参考:京都新聞
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2010年06月04日

長野電鉄 成田エクスプレス運行(11年3月)

 長野電鉄は、6月30日営業運転を終了するJR東日本の253系特急「成田エクスプレス」の車両3両×2編成を購入した。

 同社は、来春より同編成を使用した特急を長野−湯田中間で運行する。今後、ワンマン運転用に改造が行われる。現在運行中の旧小田急ロマンスカーとともに懐かしの特急車両としてファンの注目を浴びるであろう。

 しかし、地元のオールドファンにとっては悲しいニュースも。

 1957年製の栗色の特急車両と1964年製の赤とクリームのツートンカラーの特急車両は廃車となる。

参考:日本経済新聞HP

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2010年01月25日

近鉄 伊勢志摩へ新型特急導入(13年)

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 近畿日本鉄道は、2013年の第62回伊勢神宮式年遷宮に合わせ、伊勢志摩観光向けに新型観光特急を投入する方針を決めた。

 現在大阪・名古屋方面から伊勢志摩方面への観光特急として「伊勢志摩ライナー」が運行されているが、1994年3月志摩スペイン村の開業に合わせ登場して早くも16年がたとうとしている。

 特急は同社の旅客収入の重要な部分を占めるが、近年収益力が低下していることから、車内設備やサービスの見直しが迫られている。同社はアンケートなどにより「全く新しいコンセプト」による新型車両で活性化を図りたいという。

 阪神なんば線・山陽電鉄への乗り入れも視野に入れたものかも知れない。伊勢方面へはJR西日本が181系気動車による集約臨を阪神地区から運行しているが、181系の引退で撤退する可能性が高いことからJRの顧客を奪うチャンスと見ているであろう。

 ちなみに、2月度の伊勢方面への誘客強化策として、名古屋・大阪・京都などから早朝6〜7時台の特急に4人で乗れば1人1000円(子ども500円)となる「伊勢志摩1,000円きっぷ」を発売する。例えば、大阪難波から大人2人と子ども2人で賢島まで特急に乗車すると、通常11,440円が3,000円と8,840円もお得となる。詳細はこちら

参考:近鉄HP

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2010年01月09日

わたらせ渓谷鉄道 サロンカー売ります(10年1月)

 群馬県の第3セクターわたらせ渓谷鉄道は、廃車となる客車2両の売却先を募集している。

 対象となる車両は、大間々駅構内に留置されている「わ−01−827、828」で、JR東日本高崎支社で展望サロン、お座敷車として活躍していた12系「やすらぎ」の一部である。

 募集期間は1月6日〜13日17時までで、本体価格は要相談ということであるが、いくらになるのか?本体価格はタダに近くても、輸送費がバカにならないであろうから簡単に手を上げられないのではないか?

参考:わたらせ渓谷鉄道HP

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2009年12月16日

一畑電鉄 30年間国基準守らず保守車両運行(09年12月)

 島根県の一畑電鉄で、約30年間に渡り国の基準に違反して線路の工事や保守のための列車を通常ダイヤの間に走らせていたことが発覚した。

 国土交通省令では、衝突回避のために線路の閉鎖を義務付けているが、同社では約30年間、慣例としてこの基準を守らずに運行を続けていたという。

 同社は今年8月に脱線事故、11月30日には貨車とけん引電車の連結器が外れ衝突する事故が起きている。基準違反は、相次ぐ事故で中国運輸局が今月2日に立ち入り調査を実施して発覚した。

 重大事故を発生させる「1:29:300」という法則があるらしい。「ハインリッヒの法則」といい、重大事故が1件起こった時には、その前に300件の小さなミスが起こっているという。小さなミスとは「ヒヤリ・ハット」とよばれる。

 JR西日本福知山線脱線事故の直前には、「ミス」として取り上げられなかった小さなオーバーランが300件以上報告されたとされている。

 また29件の小さな事故が起こると次には重大事故が待ち構えているというものである。つまり、1件の重大事故の陰に29件の小さい事故があり、さらにその奥に300件のトラブルが隠れているのである。

 日頃の小さなトラブルも安易に考えていると取り返しのつかない事態を招くことになるかも知れない。どの業界にも共通であろう。

参考:毎日新聞HP 

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2009年12月11日

JR西日本広島支社 車体塗装統一へ(09年12月)

 JR西日本広島支社は、管内の旅客車両の塗色を統一すると発表した。同支社には各地から様々な車両が転入し運用されており、塗色も形式によって様々である。

 電車の塗色は、瀬戸内地方の豊かな海に反射する陽光をイメージした「濃黄色」。対象となる車両は103系、105系、113系、115系、117系、123系の6種類。

 ディーゼルカーの塗色は、JR西日本の統一色として、新製当時の「朱色」で統一を図る。対象となる車両はキハ40形、キハ47形、キハ48形の3種類であるが、観光列車「瀬戸内マリンビュー」と「みすゞ潮彩号」については、変更しない。

 塗装の変更は、12月以降順次行われていく。

参考:JR西日本HP

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2009年12月04日

秋田内陸縦貫鉄道 乗客増へあの手この手(09年12月)

 第三セクターの秋田内陸縦貫鉄道は、上期(4〜9月)の累積実績を発表した。輸送人員は前年同期比▲0.7%(1733人減)の25万913人だった。JR各社などは高速ETC割引や景気低迷などで苦戦している中でなかなかの善戦と評価できるのではないか。

 とはいっても、厳しい経営状況にある。会社存続条件として、「10年度までに経常赤字2億円以内、年間乗客60万人」という高いハードルがあるのである。同社は乗客増にあの手この手を尽くし努力を行っている。

 同鉄道によると、上期の利用者は、沿線の仙北、北秋田両市職員が大幅に減少したため、列車通勤者が最大104人から58人とほぼ半減。一方、中高生がスクールバスから列車通学に切り替えたため、延べ人数で高校生は同比5193人増の7万3051人、中学生は6000人増の7380人だった。赤字2億円以内はコスト圧縮などで来年度までに達成可能かも知れないが、乗客60万人は厳しい。

 同鉄道は、乗客数アップに向け次々とイベントを企画している。7月から始めた鉄道基地見学会は11月までに1660人が参加。沿線住民に3回の乗車を呼びかける「マイレールキャンペーン」も始めた。

 また、今月19〜25日には、運転士と車掌がサンタクロースに扮し、車内を電飾で彩る「サンタ列車」を運行し、冬場の乗客増を図る。更にキャラクターグッズの製作などで増収につなげるという。

 これまでは国の支援を受けるためには沿線自治体が施設などを所有する「公有民営方式」が前提だったが、国が弾力的に助成する方針に切り替えたため、方式採用の是非も含め地元では支援策の協議を行っているという。

参考:毎日新聞HP

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2009年12月02日

阿佐海岸鉄道 牟岐線相互乗り入れ再開(09年12月)

 1日、JR四国と阿佐海岸鉄道は、昨年3月から中止していた牟岐線と阿佐東線の相互乗り入れを再開した。乗り入れたのは、朝の上下各2本。うち上下1本は、特急「剣山3号」として運転される185系である。

 相互乗り入れは、阿佐東線が開業した1992年から行われていたが、ツーマン運行など経費がかさむことから昨年3月に中止された。しかし、利用者からの要望が多く、県や海部郡内3町などでつくる阿佐東地域公共交通懇話会が経費の半分を負担することで再開することになった。
 
 JR四国も大幅な乗客減で、利用促進の為に地域ぐるみでの対策や連携が必要である。

参考:徳島新聞社HP

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posted by 城崎かすみ at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 民鉄・3セク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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